考えごと
夫婦共通の趣味は読書とサイクリング、週末には公園に自転車で出かけて読書を楽しむという、お金がないなりの余暇生活を送るオランウータン日誌です、こんにちは。 我が家の本事情 夫婦そろって本を読むといっても、あくまで趣味程度のものなので、読書量と…
お天気がよくデート日和な週末に心躍らせつつも、妻は友だちと美術館に出かけていったので、一人で自転車いじりをしていたオランウータン日誌です、こんにちは。 毎週末一緒に過ごすわけではないにしても、結婚してから妻と過ごす時間は、別々に暮らしていた…
結婚式が終わったあと、ハネムーンでバリ島に行ってきた。 熱帯らしい開放感あふれるプール付きのヴィラ、日本の我が家よりも広いバスルーム、自然に香るプルメリアの花。ビーチでヨガをしたことや、レストランで食べたごはんがどれも辛かったこと。本当に楽…
先日、結婚式を挙げた。 結婚式なんてリア充たちの高級なお遊びだ、あんなのは幸せの押し売りだ、いちにち中こっぱずかしい見世物になるのが楽しいなんてとんだ鉄面皮だ、などなど、結婚式への罵詈雑言にはこと欠かかなかったこの俺が……、という思いはあった…
たとえば、私の細胞の一つひとつが小さな私の形をしているとする。無数の小さな私はそれぞれが意思を持っていて、それらミニもなぐの集合体として私が存在している。 がんばらなくてはいけないときは、無数のミニもなぐが高いか細い声で「ガンバルゾー、マケ…
フィアンセが結婚式の二次会に出かけた。高校時代、彼女は割と強豪の運動部のマネージャーをしていて、その時の仲間が新郎であるそうだ。 結婚式の二次会と言えば、妙齢の男女には絶好の出会いの場。しかも、そこに集まるのは高校の同輩たち。特に面識がある…
高校生だった時にジョン・レノンの「Starting Over」という曲を聴いていっぺんに好きになって、早口の英語が何言ってるのか全然わからなかったから、自分で歌詞を引っ張ってきて見比べながら、何度もCDをリピートした。 ジョン・レノン最後のアルバムに収め…
この秋初めての鍋をする。 鍋と言っても本格的な寄せ鍋ではなく、ざく切りした白菜と豚肉の切り落としを交互に重ねて、酒をひと回しと、だしの素をしょっしょっとまぶして火にかけるだけの、ごく簡単なものだ。白菜の水分で全体が蒸し煮になってしんなりした…
食事の席で、二人は新しい言葉を喋っていた。もちろん、私にも意味が分かる日本語を話しているが、それは私と友人が普段喋っている言葉とは、少し違う。新しい言葉がすでに二人の間で発明され、二人に馴染みのものとなっている。でも私だって確かにそうだっ…
突然の激しき雷雨この夏に二人を閉ざしていてはくれぬか 短歌が好きです。短歌作りたいなぁ、とはいつも思ってるんだけど、時間にも心にも余裕がなくて、なかなかできないでいる。 けどこないだ、パソコンに入ってる自作短歌ファイルを友だちに見られて、僕…
大人の男が人前で食べても恥ずかしくないおやつとは何か、ということをここ最近ずっと考えてて、ドライフルーツがベストなんじゃないかという結論に至った。どうだろうか。 保育士は肉体労働者なので、仕事終わりにはお腹がすくし、甘いものがほしくなる。 …
高校生だった時の私の将来の夢は、仕事だけでなく、家庭、地域社会でも活躍できる素敵なハズバンドになることだった。仕事に追われて、「忙しい」が口癖の大人にはなるまいと思っていた。 保育士になった今でも、その思いはだいたい変わっていなくて、私自身…
昔付き合っていた女子に新しい恋人ができて幸せにしているらしい、という話を耳にするともやもやする。 もやもやする原因がその女子に対する未練であるならまだ健全だ。なぜなら、未練を感じているということは、一人の人間同士として、その女子と同じ土俵で…