オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

大人の男が人前で食べても恥ずかしくないおやつとは何か

大人の男が人前で食べても恥ずかしくないおやつとは何か、ということをここ最近ずっと考えてて、ドライフルーツがベストなんじゃないかという結論に至った。どうだろうか。


保育士は肉体労働者なので、仕事終わりにはお腹がすくし、甘いものがほしくなる。


だが一方で保育士は、プライベートでもわりと世間様の目を気にしなければならない職業だ。曲がりなりにも「せんせい」とか呼ばれるわけだから、コンビニでジャンクフードを買い食いする、なんてことはできない。「保護者に見られても恥ずかしくない」=「常識的な大人の男のふるまい」としては、のどあめをなめてます、とか、シャキッとするタブレットをかんでます、程度のさりげなさが必要であるはずだ。


私はだから、持ち運びに便利な、のどあめみたいにパックされている(なんていうんだろうああいうの)チョコレートを買っていた。だが、これからどんどん暑くなる季節である。カバンの中がホットチョコレートでべとべとになる惨状は目に見えている。


そこでドライフルーツである。


夏でも溶けない、チョコレートよりヘルシー、一口サイズというさりげなさ、どこをとってもぬかりない。


とはいえ、ドライフルーツはコンビニなんかで買うと高いので、食料品屋さんに行ってお徳用大容量パックを買って来てるんだけど、大人の男がカバンからガサゴソでっかいパックを出しているさまは、きっとかっこよくないに決まってる。


なので、経済的かつスマートにおやつを食べる方法として、お徳用大容量パックの中身を、コンビニで買ったポケットサイズのドライフルーツの空きパック*1に入れて持ち歩く、ということを実践してる。これで仕事終わりの疲れた家路に、恥じらいを感じることなくおやつでリフレッシュできるのだ。


保育士としての、というか、単に私の自意識過剰の話なんだけど、世間さまの目が気になる、すべての紳士淑女のみなさん、まねっこしていいよ。


*1: ジップロックも考えたが、大人の男が持つにしては少しおばさんっぽすぎる気がするのだ。