オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

書くことを再開することにする

書くことを再開することにする。

とは言っても、ここ2年くらいは手帳に日々のことや考えていることを記録していたし、仕事でも日常的に文章を書いてはいた。

手帳は限られたスペースしかないので、おのずと書く内容はおぼえがき程度のものになる。

保育士の仕事は世間で思われているよりずっと書くことが多いのだけど、日誌のような記録文書であったり、保護者向けのおたよりは読まれることを前提として書いてはいても、一生懸命文章の内容や構成を考えるといったものではなく、求められる文章を製造する種類のものだったりする。

『アウトプット大全』という本を買ってきて、昨日きょうで読んだら、アウトプットすることによって自分自身が成長し、周囲を変えるきっかけが作れる、というようなことが書いてあって、――なんだかまんまとのせられたみたいでシャクではあるのだけど、まとまった文章をまた書いてみようかな、と思った。

保育士としての日常、本を読んで考えたこと、寄席や落語会の感想など、とにかく書いてみる。
書くことによって、ぼんやりと思っていることに、思考としての輪郭を与えていきたいと思う。それが書く目的だ。
自分のために書くわけではあるけれど、それでも、もし万が一僕の文章が誰かの役に立つことがあれば、この上なくうれしい。