もらったフィルムカメラを使い倒していきたい――RICOH GR10で撮った昭和記念公園サイクリング
オランウータン日誌です、こんにちは。
今年の正月に、その数か月前に亡くなった大叔父の使っていたカメラを譲り受けた。
NikonのF80、RICOHのGR10という、どちらもフィルムカメラだ。
Nikonの方は、レンズ内部にカビが発生しているし、何より、フィルムの一眼レフカメラということで超重い。いまだに一度も使っていない。なんかごめん、おじちゃん……。
RICOH GR10は、中高生の時に使っていた写ルンですと同じような要領で撮れそうな親しみやすいルックス。軽くて小さいのでいつでもどこでも持ってける。それに、ファインダーを覗いての撮影が、デジカメの液晶ディスプレイに慣れている僕には新鮮!
ということで、こっちはけっこう使ってて、しかも、この時代にあえてフィルムの一回性を大切にするなんてなんかオッシャレ~、的なけれん気やてらいではなくって、ふだん使ってるミラーレス一眼よりも、好みの写真が撮れる気すらする。(もちろん、かなり限られた撮影条件においては、という但し書きはつくけど)
しっとりとした質感を感じる写真
この週末に、このカメラを使い始めてから何本目かのフィルムを使い終えたので、さっそく現像に出してきた。
全体的にしっとりとした質感が感じられる絵に仕上がる印象。
(多摩川サイクリングロード。左手には富士山も見える)
(昭和記念公園のイチョウ並木。けっこう葉は落ちてしまっていたけど)
(自転車。もっと上手に撮ってあげたい……)
(帰り道の多摩川サイクリングロード。撮影時の実感よりもちょっと暗い)
部屋の中や、夜間の撮影はデジカメの方が便利がいいから、いつでも、というわけにはいかないにせよ、サイクリングに持っていくにもかさばらない、かわいい大きさのカメラなので、お出かけ用としてどんどん持ち出して使い倒していきたい。
今回現像に出した写真を見てそんな風に思わされた。
以上、オランウータン日誌がお届けしました。