オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

僕が一緒に考えることで職員同士の関係を調整しよう

よく言われることだけど、保育士の仕事でつらいのは子どものことよりも、大人相手のことのほうが多い。


保護者対応がつらいこともあるけれど、とはいえ、よっぽど関係がこじれない限りはめったに修羅場は迎えない。


修羅場、というほどではないけれども、よりデイリーに起こるのは職員同士のいざこざだ。


〇〇さんは言われたことしかやらない、このチームは危機感がない……などなど。


気持ちのすれ違いやモヤモヤは、自分の思いを発信せずに、他人に察してほしいと期待することから起こっていると考えていて、だからたいていは、仕事を抱えている人が他メンバーに発信することで解決できるんじゃないかと思う。


じゃあだからといって、イライラピリピリしている人に「ちゃんと情報共有して、指示したり、段取りを示したりして、みんなで共通の意識で仕事に向かえるようにしてください」なんて言うと、火に油を注ぐだけなのは目に見えている。


僕にできることは、仕事を抱えている人に進捗を聞いたり、段取りを確認したりして、みんなが楽しく、チームとしてまとまって保育ができるように調整することだ。
どんな仕事も、僕のチームで行うすべてのことは、誰が担当していても、僕も一緒に考えていく。


他のメンバーの悪口を聞くのは正直言って閉口するけど、僕だけに言っているうちは甘んじて聞こう。
誰彼構わず、たとえば新人にもその悪口を聞かせるようなことがあるなら、そのときは次の一手を打とう。


そんな殊勝なことをいってはみるものの、運動会前でピリピリしていて、今日はくたびれた。