【本の選び方】新刊書店は、本棚を眺めるだけでも充分楽しい!
オランウータン日誌です、こんにちは。
orangutan-nisshi.hatenablog.com
友だちに本の選び方について聞かれてふりかえりをしてみたら、思いのほか長くなりそうだったので、いくつかに分けて考えてみる。
今日は新刊を扱う本屋さんの利用方について。
読まれている本の把握し、流行を体感
古本ではなく新刊本を扱う本屋さんに行く最大の理由は、いま世間ではどういう本が読まれているのか、どういうものの考え方が流行っているのかを感じるために足を運んでいる気がする。
どんな本が目立つところに置いてあるのか、平積みされているのはどんな本か、どんなポップが貼られているのか――。
そいうふうに、本棚を眺めるだけでも、なんとなくは現在の流行は感じることができる気がしてる。
健康の棚に行くとヨガの本ばっかりだなー、とか、収納だのお片付けだのみんな悩んでるんだなーとか。がんばらないとか、ありのままとか、みなさんゆるゆるした気分を味わいたいのだなぁとか。小説だと、やっぱりミステリが一番読みやすいんだろうなぁとか。
そうやって本棚を眺めていて、自分の気になる本があったら手に取ってみる。気になった本をすぐその場で買うことはあまりないんだけど、――だって新刊本は高いしハードカバーだとかさばるし――、次に本屋に来た時までずっと気になっているようなら、自分に必要な本だと判断して買う。
学生時代は、ありあまる時間にものをいわせて、気になる本を全部買ってたんだけど(勤勉な学生でなかったので結局読むのは半分くらいだった)、今は、こんな風に本屋と付き合っていて、まぁ、限られた時間の中で必要な本を見極めながら読み続けられている。
以上、オランウータン日誌がお届けしました。