オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

ロードバイクに荷カゴをつけてみたーー自分なりの自転車生活を楽しもう!

週末は歳の離れた妹の運動会を見に行きがてら、サイクリングに出かけようかどうかを考え中のオランウータン日誌です、こんにちは。


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かつて奥田民生は「車はあくまでも快適に暮らす道具 車に乗らないといけないワケではないぜイエー」と高らかに歌っていた。


僕は車を持つ予定はないが、自転車が好きで、通勤や週末のサイクリングに、ロードバイクに乗る。


ロードバイクというと、ぴちぴちの服を着て、走ることそれ自体を目的としてシャーっと駆け抜けていくイメージがあるかもしれないが、僕は「自転車はあくまでも快適に暮らす道具」だと思っている。


普段着で乗って、ちょっと遊びに行ったり買い物に行ったりするのに使える、快適に暮らす道具。


ということで、ロードバイクに荷カゴをとりつけてみた。その感想を簡単に。


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荷物をたくさん積むことができて便利!


買い物で調味料の瓶づめなんかを買ったとき、今まではリュックにぎゅうぎゅう詰め込んで、重たーくなったのを背負っていたんだけど、荷物を荷台に載せることができると楽ちん。荷台を付けることで得られるもっとも分かりやすいメリットだ。これで安心して米も買いに行ける。

カバンを選ばずに乗ることができる!


自転車は乗るときはバックパックかメッセンジャーバックを背負うことが必須だったんだけど、どんなタイプのカバンでも荷台に積んで自転車に乗れるようになった。


スポーツタイプの自転車に乗る時ってけっこう前傾姿勢になるから、トートバックを肩にかけるなんて安定が悪くて論外、ふつうのショルダーバッグも背中からずり落ちてくるから使いづらい。


荷台を付けることで、カバンを限定されずに乗れるようになった。それに伴ってカジュアルに限定されがちだった服装の選択肢も広がって、より自転車が生活の中に組み込まれた感じがする。

背中の風通しがよくなって涼しい!


カバンのこととも関連するんだけれども、カバンを背負わずに乗れるようになったことで、背中の風通しがよくなって、暑さが半減した。これは毎日通勤で片道10キロ強の道のりを走っている身としては、とても大きなメリットだ。


初夏から秋口にバックパックを背負っていると、職場に着くころには背中が汗でビチョビチョで着替えが必須だったんだけど、荷カゴに荷物を入れるようになってからはそれがなくなった。背中の気持ち悪さというストレスからの解放。背負うものがないってこんなにも身軽なんだね……。

走行中は問題ないけど……


気になる乗り心地への影響は、正直言って、乗り降りと、走り始め、減速時の安定感がなくなった感じはある。ただ、いったんスピードにのってしまえば問題なく走れる。


サドルにまたがる時にカゴに足を引っかけないように足を高く上げたり、加速減速時に気を使う必要はできてしまうが、便利さ、快適さのメリットの方が僕には大きいので、まあ仕方ない。

自分なりの自転車生活を楽しもう!


ロードバイクは長距離の移動適した自転車である一方、走りに特化しているぶん、いろんな制約ができがちなんだけど、自分の使い方に合うようにカスタマイズすると、より快適に自転車のある生活を楽しめるんじゃないか。


っていうかそんな制約が多い自転車なら乗らなきゃいいじゃないか、ママチャリのほうが便利じゃないかという声も聞こえてきそうだけど、そういうわけにもいかないのだ。奥田民生は、車に乗らないといけないワケではないと言いつつもこう続ける。

だけど好きなんだ いいだろ こんなにも愛しているよ
And I Love Car この気持ちを歌うんだ君と僕の歌を

確かに、めんどくさい、だけど好きなんだ、自転車が。


荷台をつけて、荷カゴを付けて、カゴだけじゃかっこ悪いからと板を買ってきて、切って、ねじ穴をあけて、やすりをかけて、耐水塗料を塗って、それからやっとカゴの底板としてとりつけて……、そんな手間ヒマ愛情をかけて、僕と自転車の愛の生活を紡ぎ出していくんだ。


以上、オランウータン日誌がお届けしました。



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