オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

1歳2か月の卒乳と寝かしつけとぬいぐるみへの愛着

 

最近の息子のブームはぬいぐるみだ。

 

母乳をあげてから寝る、というルーティンで最近まで過ごしていたのだけど、年末年始で僕が家にいるタイミングで母乳を終わりにした。母乳なしで寝る、ということは妻でなくても子どもの寝かしつけできる、ということで年末年始は毎日僕が寝かしつけをしていたのだけど、今まで母と寝ていたのがいきなり父に代わって落ち着かないだろうと思って、テディベアを与えた。目論見通り、ふわふわの手触りに安心して、すっかり気に入った様子。卒乳も、父の寝かしつけも、拍子抜けするくらいスムーズだった。

 

息子のテディベアへの愛着は日中も維持されていて、「プさん、プさん(プーさん)」と発声しながら抱っこして、頭をなでたり、背中をトントンしたりする。1歳2か月で、こんなふうにお世話行動的なことをするのか、と感動するやら、驚くやら。親ばかにならぬようにとか、息子に過度に期待を寄せないようにと自戒しているけど、とてもかわいい!

(いま書いていて気付いたけど、お世話行動ではなくて、単に手触りがよくてもてあそんでいるという可能性も否定はできない。でも、テディベアを慈しむようなあの触り方は、やっぱり情緒的な育ちを感じる。ええ、やっぱり親ばかですね)

 

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地域の子育てひろばの、父と子で公園へ遊びに行く会に参加する。

 

息子は家では活発に動き回るけど、他に子どもがいる場所に出かけると途端に様子をうかがう表情。なんだか動きが固め。

 

コロナ禍で、保育園に入っていない子どもが、家族以外の人と関わる機会がないのは常々問題だと思っていて、それは、僕の息子とて例外ではないと、改めて感じる。

 

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夜は大学院の授業の前に、ごはんを作る。豚とかぼちゃの香味南蛮。子ども向けに塩分は控えめになるように気は使いつつ、大人も同じものを食べるので、にんにくとショウガはしっかりと効かせる。クセが強いかなぁ、大丈夫かなぁと思いつつ(保育士なのにいいかげん)、息子は食べる意欲にあふれているのでモリモリ食べる。……ああ、かわいいなぁ。