オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

イベント気分を手軽に楽しむゴールデンウィーク

緑あふれる公園でピクニックを楽しんだり、クラシック音楽を聴きに行ったりと、健康で文化的な生活を謳歌しているオランウータン日誌です、こんにちは。


いまさら感があるが、っていうかいまさら感しかないけど、ゴールデンウィークのことを来年の備忘のために。今回はイベントのことを。

大國魂神社くらやみ祭り


www.ookunitamajinja.or.jp


GWの七日間にわたって、日がわりで様々な神事が行われるくらやみ祭りに行った。僕は5月3日の、かく町内会の山車の競演や、駒くらべという白馬が練り歩くイベントがある日に出かけた。


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たいへんな賑わいで、ずらりと両側に屋台が連なった参道は、歩くのもままならないほど。祭囃子の独特なリズムを楽しみつつ、屋台でお好み焼きや串焼きを買って食べて、祭り気分を満喫できた。


テキヤがやっているような、屋台の露店居酒屋にも入ってちょっと一杯。テキヤのお兄さんたちのノリのいい接客が楽しい。僕たちは夫婦二人でいったので、一緒にノリノリでイェーイということにはならなかったのだけど、友だち同士4,5人で行ってみたら、店員さんとの掛け合いなんかも楽しめるかも。実際、お隣の若い男女5人のテーブルは店員さんとの会話が盛り上がっている様子だった。


地元の中高生や家族づれ、地域に根づいている一大イベントといった様子のお祭りだった。人混みはすごいけれど、いかにもお祭りといった雰囲気を味わうことができて、楽しかった。


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ちなみに、お祭りに行く前は京王線府中駅近くのマロコという喫茶店でコーヒーを飲んで、ころ合いの時間まで過ごす。昭和レトロを感じさせる店内は、ひとりで競馬新聞を読んでいるおじさんから若いカップルまでいて、こぎれいで落ち着いていながら懐の広い雰囲気。近くにこんな喫茶店があったら足しげく通いたい、よい喫茶店だった。


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ラ・フォル・ジュルネ


www.lfj.jp


こちらも、毎年GWに開催されるイベント。丸の内エリアが音楽であふれる、クラシックの音楽祭。


チケットが必要な有料公演だけでなく、KITTEやオアゾなどの商業施設のスペースで行われる無料公演もあって、敷居の高い印象を持たれがちなクラシック音楽といえども、気軽にふらりと遊びに行ける。有料公演の値段も、S席でも3000円程度とお手頃だし。


ネオ屋台村という、帝国ホテルも出店しているちょっとお洒落な屋台が出ているスペースもあって、5月の気持ちいい陽気のもとで気持ちよくご飯を食べることができたり、丸の内なので素敵なカフェもたくさんあったりと、様々な楽しみ方ができる。


僕は、今年は、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」とファリャ「恋は魔術師」の有料公演を聴く。僕はスペインに行ったことはないのに、スペイン音楽は何とはなしに郷愁を誘う。「恋は魔術師」は、エキゾチックな祝祭の雰囲気が感じられて、とっても楽しかった。といっても、僕は音楽のことはよく分からないのだけれどね。


公演の前には先述のネオ屋台村でごはんを食べて腹ごしらえ。オアゾに行って無料公演を聴いた後は、三菱1号館美術館の隣にあるロブションでお茶をして帰路につく。ロブションは菓子パンが1個500円以上して、目玉が飛び出そうになるが、ケーキセットは800円程度で、庶民の僕にも安心。


以上、オランウータン日誌がお届けしました。