オランウータン日誌

保育士をしています。本と落語と自転車が好きです。

保育者として今後どうなっていきたいのかの覚書

備忘のために書く。

今後、自分が保育者としてどうなっていきたいかの走り書きだ。

 

1.より多くの子どもや、働く保護者に、直接、質の高い保育や子育て支援をおこなっていきたい

これは、シンプルにこの通り。

2.優れた実践をすることで、自分の園、自分の法人以外の保育の質も上がるようなサポートができるようになりたい

1の実現が、自園以外の保育のモデルとなる前提になる。

3.優れた保育者や、優れたリーダーを育成したい。
保育実践の質を上げるだけでなく、一人ひとりがその人なりのやり方でリーダーシップを発揮できるようにしていきたい

過去に一緒に働いてきた後輩や、現在、僕の下で働いているメンバーが、いかに良く育っているか、いかに保育を楽しめる人材になっているか、いかにその人なりのリーダーシップを発揮できるようになっているか……。

 

それはその保育者たちのよさであるとは思うけど、今後、そうした一人ひとりの保育者が持っているよさをどんどん発揮させられる保育者になりたい。現在の職場では、職場の特性もあって、その人なりのよさを発揮したいというメンバーはいても、いわゆる次のリーダーになりたい、というタイプの人材は少ない。より大きな組織に身を置いて、より多彩な人材の多彩なよさを発揮できるようにしつつ、次のリーダーを育てていきたい(そのためにも、第一には保育の楽しさを実感できる職場づくりだ)

4.一人ひとりが、自分のライフスタイルを大切にできる社会を作りたい

家族のあるひとも、一人暮らしのひとも、充実した生活が送れるような社会を築いていきたい。そのためには、僕自身が率先垂範でライフワークバランスのとれた生活を送ることが大切だと思っている。もちろん、それ以上に、保育者一人ひとりがしっかりと時間通りに帰れるような、それでいて保育者としての仕事を通した成長の機会や、研修をとおした学びの機会も保証できるような仕組みを作っていきたい。

 

5.保育、子育て支援、働く保育者の充実、これらすべてを、深い人間理解に基づいて行っていきたい

現在大学院に通っているのも、直接的には保育の勉強をするため、保育者としての実践の質をあげるためだ。しかし、学ぶことに対する真の動機は、ヒトという種のことを少しでも分かりたい、ヒトが形作る社会のありかたをよいものにしたいという思いがある。自身のこれまでのバックグランドにある人文科学の知見を、実践に活かしていきたい。